皆さん、こんにちは。玉置織奈です。
私はパニック障害になった当初、インターネットでよく検索していました。何を調べていたか、というと他のパニック障害の方は
- どうしてパニック障害になったの?
- どうやって生活をしているの?
- こんな症状が出たときはどう対処しているの?
- どんな思いで毎日を過ごしているの?
等々、もっと具体的に言うと「どうやったら生きる希望を失わずにいられるのか…」この問いに対し、何か答えが知りたかった。本当に追いつめられたとき、人はこんなことを考えてしまうのですね。
さて最近、私がとある書籍を読んだので、ぜひご紹介したいなと思い、今回記事を執筆しました。その書籍とは、著者櫻日和 鮎実先生の、『パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ。』です。
「自分は心の病とは無縁な性格」と思っていた漫画家の櫻日和 鮎実先生が、重くなりそうなテーマである、パニック障害になった自身の実体験を、軽快なタッチで描いていらっしゃいます。
漫画でありながらも、パニック障害発症に至るまでの経緯や、病院・医師との関わり方、また症状が出た本人にしか分かりえない気持ちなど、その内容はどれも詳細。
そのため、誰が手にとっても分かりやすく、本を読むのが苦手な方にとっても読みやすい仕上がりになっています。
読み進めていくと共感するところが多く、思わず「分かる、分かる!」と声が出る方もいらっしゃるのではないかなと思います。
個人的に一番共感したところは、「それは本人が一番心配してる」という部分。家族など周囲の心配以上に、当事者が自身の身を一番案じている…私も本当に何度思っていることか。笑
パニック障害との向き合い方は人それぞれだと思いますが、『パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ。』を読めば何かあなたの人生にヒントが得られるかもしれません!
パニック障害の方や周囲の方には特に読んでいただきたいですし、また全くパニック障害と縁がない方にも勉強になる書籍だと個人的に思いました。
この記事を読んで気になった方は、ぜひ一読をオススメします!

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